「音楽とサッカー」の関係や重要性などを述べさせてもらっていますが、では具体的にどうするのか?
選手寿命が短く、プロ選手として完成を求められる年代がどんどん低くなっている現代サッカーではより早く集中して取り組むことが必要になります。
では、どうしたら?
サッカーに音楽が、特にリズムが必要である理由は、他に例を挙げるとするならば「ダンス」と一緒です。
「音楽」と「ダンス」どちらが先かはわかりません。
鶏と卵の話と一緒です。
でもこれ等の関係は、切っても切れないものです。
音楽の歴史は始めはどうあれ、多種多様な文化と形態を形作って来ました。
そして恐らく、最も普及し、最もプリミティブなものが「リズム」と「ダンス」であると考えます。
そしてその文化を色濃く継承している国や地域のサッカー選手の動きは、とてもリズミックです。
そして、それがサッカーというスポーツの動きに適している。
長い歴史の中で継承されていき、それが骨格や筋肉のつくりをしなやかでリズミックなものにしていったのでしょう。
だからといって、我々日本人が同じ土俵に立てないかといえば、それは違うはずです。
向こうにアドバンテージはある。
でも、方法はあるはずなのです。
それは研究し、実践し、継続して行かねばなりません。
一つの結果が出て、また次に・・。
その繰り返しでしょう。
ただやるだけでは意味が無い、あくまでもまだまだ氷山の一角が見えているに過ぎないと思います。
だから今時点で見えているもの、として書かせてもらっています。
その上で、今時点でどうしたら?を述べさせてもらいたいと思います。
(・・・・前置きが長いですね、スイマセン・苦笑)
<サッカーにリズムエクササイズを取り入れる意義>
ご存知の通り、サッカーというスポーツは筋力に相当の負荷がかかるものです。
これはサッカーだけに限らず、バスケットボール、ハンドボール、テニス、ラグビーなど様々な縦横、前後ろ、緩急を駆使して行うスポーツ全体に言えることです。
そして、それぞれのスポーツは競技性の違いにより、全く同じトレーニングメニューを行っているわけではありません。
それぞれに固有の動きがあり、それを体得する為のトレーニングが必要になります。
話をサッカーに戻しましょう。
世界レベルの選手達の動きを見てみましょう。
彼らの動きは非常にダイナミズムに富んだ、しなやかで大きな動きをします。
ドリブルの動き、キック、トラップの迎えに行く動作、体全体でボールをキープするしなやかさと強さ、相手をかわすタイミングと体の動き、ヘディングのとらえ方などなど。
トップレベルの選手達は、これだけ早いサッカーをする時代になっても、ミスが少ない。動きが柔らかい。
以前、ブラジルでサントスとパルメイラスの試合を間近で見る機会がありました。
セレソンにもいた、ジュニーニョ・パウリスタは試合の中でも存在感がありましたが、彼は大きくない。
恐らく日本人の中に入っても小さい方でしょう。
経験やセンスから来る、ポジショニングや戦術眼はさておいても、とにかく動きが早い。
その動きは均一に早いのではなく、伸びるのです。
速いパスが前方に来る。
均一な速さなら届かない。
でも彼の(地面の)蹴り足から、ボールをとらえるまで「グンッ」と伸びるのです。
ボールのスピードと動きを殺さず、ただ角度を変えただけというイメージ。
そしてそれを運んでいるのが彼。
加速するゴムのような筋肉を持っている、そう感じました。
あのしなやかで、伸びる動きはどうしたら身に付けられるのか?
そう考えた時に音楽性の違いに目が行ったわけです。
重く、しなやかなリズム。そして伸びるリズム。
がむしゃらに走っても、トレーニングしても得られるものではありません。
あまり身近に音楽やリズムを「生」で感じる環境が少ない日本では、その環境を人工的に作り出し、身体で覚えていくしかないわけです。
それによって、少しアドバンテージを持った彼らに近づき、その上で日本人的な「キレ」をコントロールできれば、もしかしたら日本は強くなれるのではないか?そう考えています。
決して日本人の能力を卑下しているわけではなく、サッカーという競技に必要なものの一つとしてそれが欠けているのが現状だと思います。
少し間が空いてしまいましたが、COJBでも徐々に再開する予定です。
あ、時間が無くなってしまいました。
この続きは近いうちに・・・。

